秋の星空の撮影

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オリオン大星雲

みなさんこんばんは。

再度星の撮影のおはなしをしたいだらだらくまです。

以前も星の撮影のおはなしを書いてみましたが、今の時期での撮影のおはなしも書いてみたいと思います。

今回は新しく導入したフルサイズミラーレス一眼CANON EOS RPでの撮影です。

どのような写真になるか楽しみでしたのでその結果もぜひみてください。

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星の撮影の状況

星の撮影では大切なことがいくつかあります。

そのひとつが撮影状況です。

○ なるべく高い場所
○ 晴れの日
○ 月が出ていないこと

○ なるべく高い場所
高い場所ほど星の撮影には適しています。
できることなら標高1000mくらいを目指しましょう。
近くに街明かりなどがないことが条件です。
どうしても山の上などになりますね。

○ 晴れの日
もちろんのことですが、腫れていないと星が見えません。
必ず晴れの日で夜も晴れていることを確認しましょう。
昼間は晴れていても夜になると雲が出始めることが多いです。

○ 月が出ていないこと
月の光は星を撮るうえでは強すぎる光です。
最良なのは新月の時、そうでなければ月が沈むのを待って撮影になります。
昼間に月が昇り、夜には空に月がない状態が良いです。
月齢などをみて調整しましょう。

だらだらくま
だらだらくま

星は周りが暗いほどいいね

ぺん先生
ぺん先生

空気が澄む800m以上がいいよ

機材

機材は一眼レフやミラーレス一眼とキットレンズでもそれなりに撮影できます。
幅広く撮影するにはさらに広角レンズが必要ですが、最初はキットレンズで撮影してみましょう。

星空は幅広く撮影するだけではありません。
星座を撮影する時には広角よりももう少し標準領域のレンズの方が大きく撮影できます。

フルサイズ用レンズの標準ズームの24−70mmくらいが万能な撮影ができそうです。

さらに望遠レンズを使用した撮影もありますが、こちらは他にも機材が必要な上級撮影になります。

きれいな星空を広く撮影できるように広角レンズか標準レンズを基準としてみましょう。

ピントはマニュアルフォーカスで調整します。

なるべく電子式ピントリングではなく直接ピントを操作できるレンズがいいですね。

だらだらくま
だらだらくま

もちろん三脚が必要だね

ぺん先生
ぺん先生

内容を入力してください。

1万円以上のしっかりした三脚がいいね

CANON EOS RP と TOKINA AT-X 16-28 F2.8 Pro FX で撮影
ISO3200 F2.8 30秒
戦場ヶ原 オリオン座と天の川の端が見えます

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戦場ヶ原 オリオン座と天の川

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設定

設定にはいろいろなことがあります。

露出の設定だけではなく、撮影の補助設定もよく見ておきましょう。

○ ホワイトバランス
○ ノイズ軽減機能
○ 露出

○ ホワイトバランス
オートホワイトバランスもとても忠実な色を出してくれるようになりました。
しかし、星空となると的確には表現できていない機種が多いです。
そのためマニュアルでホワイトバランスを設定した方が良さそうです。
おすすめは「白色蛍光灯」「白熱電球」です。
白熱電球は青すぎるかもしれませんが、記憶色としては有効です。

○ ノイズ軽減機能
ノイズ軽減機能は少し弱めにしておいた方が良さそうです。
ノイズ軽減機能はノイズを抑えるかわりに必要な星まで消してしまいます。
同時に長時間露出時のノイズ低減はなしが良いでしょう。
これは撮影時間と同じだけ時間がかかります。
早く次の撮影に移りたい時にはなしにしておいた方が良さそうです。

○ 露出
露出は見える星の明るさでも変わってきます。
標高1000mくらいでの撮影ではISO3200 F2.8 20秒といった設定になります。
なるべく明るく写そうとした場合の設定ですので、暗めに撮影して現像時に露出を上げる方法もあります。

カメラの設定ではこの3つは大切な設定となります。

だらだらくま
だらだらくま

設定は基準値で覚えているといいよね

ぺん先生
ぺん先生

その場所で露出は変化するよ
余裕があったら絞ってみるといいかも

CANON EOS RP と TOKINA AT-X 16-28 F2.8 Pro FX で撮影
ISO3200 F2.8 30秒
戦場ヶ原 木とオリオン座と空

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戦場ヶ原 木と星空

レンズ

広角レンズでは16mmスタートのF2.8などの明るいレンズが良いです。
広角レンズがあると星空の撮影がとても楽しくなります。

標準ズームレンズの広角側も24mmと星空の撮影には有効ですが、広さでは少し足りなく感じます。
ズームして星座の撮影の時などの用途で使用できるといいですね。

APS-Cカメラでの標準ズームレンズでは広角18mm側でF3.5というレンズがあります。
これは最初からついてくるレンズのため力不足も感じますが、高額なレンズの前に使用してみても悪くありません。
そのかわりISO感度を上げる必要があるためノイズが気になるところです。

最初はキットレンズを使用して慣れていくといいかもしれません。

だらだらくま
だらだらくま

寒さと暗さで思った通りに操作できないことが多いよ

ぺん先生
ぺん先生

目は暗順応するから少し明るめに撮影だね

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大切な服装

もし標高1000mmの場所に撮影に行く場合は服装はとても大切です。
必ずあたたかい服装でいきましょう。

夏でも半袖ではとても寒いです。

夜であるうえに標高が高いため気温が低くなります。

絶対的に季節がひとつ違うことを予想して服装を選びましょう。

だらだらくま
だらだらくま

あたたかい服装でいきたいね
夏は虫刺されに注意だよ

ぺん先生
ぺん先生

冬はもふもふの服装がいいよね

CANON EOS RP と TOKINA AT-X 16-28 F2.8 Pro FX で撮影
ISO2500 F3.5 15秒
戦場ヶ原 手前の三本松茶屋からの星空

Sanbonmatsu

三本松茶屋からの星空

まとめ

今回はマナーについては触れていませんが、撮影者のマナーは大切です。

長秒撮影中にライトで照らされた時はとても残念です。

もし見えない場合ライトを使うなら赤い弱いライトを使用することになります。

赤いライト自体ほとんど見ませんので赤いフィルムを貼って使用します。

最近ではLEDのライトになり明るくなりました。

光量をおさえる必要がマナーのひとつになります。

いい撮影はいい写真を撮るだけでなく、周りにも配慮した撮影になります。

直接のふれあいはなくても間接的に協力しあえる撮影にしたいですね。

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