みなさんこんばんは。
マクロ撮影が大好きなだらだらくまです。
今日はマクロレンズと撮影のお話です。
わたしはマクロレンズといわれるレンズを一本だけ所有しています。
SIGMAの50mm EX DG MACROというレンズです。
先にお恥ずかしながら書いておきたいことがあります。
わたしがマクロレンズを購入した理由はマクロレンズが必要だったわけではなく
マクロレンズを一本持っておいてもいいかな?という理由でした。
何も考えていなかったため被写体に苦労した覚えがあります。
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マクロ撮影やマクロレンズとはなんでしょう?
簡単に答えです。
マクロレンズとは被写体を大きく写せるレンズで、
マクロ撮影とは大きく撮影することです。
もう少し詳しく書いてみますね。
レンズとしては1:1の100%等倍撮影から
1:2の50%の大きさまで撮影できるレンズまでを
マクロレンズといいます。
ズームレンズにマクロと書いてあるレンズもありますが、
ほとんどが1:3.33などの0.3倍くらいのマクロに近い機能を持っているときにレンズにマクロと書かれています。
ズームレンズでも大きく撮影できることだね
中にはマクロ撮影状態に切り替えることによって
1:1.43の70%の大きさで写すことができるレンズもあります。
例)CANON EF24-70mm F4L IS USM
他にも表現としては
寄れるレンズといわれることがありますが、
「寄れるレンズ=大きく写せるレンズ」ではありません。
寄って撮影するほど大きく写せるというのは間違いではありませんが、
どんな基準で寄れるといっているのかがわかりません。
なぜかというと望遠マクロのように最短撮影距離が1メートルでも
最大撮影倍率が1:1のレンズもあるんです。
レンズの焦点距離によっても最短撮影距離が違うんですね。
寄れなくても大きく写せるレンズがあるんです。
ではどんな表現が的確なのでしょうか?
最大撮影倍率が1:2のハーフマクロレンズ
これが正解です。
前に繰り出す全群繰り出しのレンズは写りがいいよ
CANON EOS6D と TAMRON SP35mm F1.8 Di VC USD で撮影
ISO400 F2 1/40
マクロレンズの等倍撮影時の状態です
大きく撮影ってどういうこと?
ここは少しわかりづらいおはなしになると思います。
例えばコーヒーカップ全体が写るように撮影しました。
これって等倍でしょうか?
CANON EOS6D と SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACROで撮影
ISO800 F4 1/40秒
コーヒーカップ全体を写しました
いいえ、それは間違いです。
等倍とはセンサーに対しての等倍です。
ちょっとわかりづらいですね。
フルサイズカメラのセンサー横36mm(3.6cm) 縦24mm(2.4cm)に対して被写体が同じ大きさで写ることをいいます。
先ほどのコーヒーカップの場合はほんの一部分だけが写ることが等倍撮影なんです。
これでは表面の質感が写るだけになってしまいますね。
CANON EOS6D と SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACROで撮影
ISO1600 F4 1秒
コーヒーカップ等倍マクロ撮影
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どんなときにマクロレンズが必要なの?
普通の大きさのものは大きく写りすぎます。
それでは小さい花や昆虫や普通の花でもめしべなどはどうでしょう?
とても大きく撮影したものがちょうどいい大きさにできますね。
そして画面で等倍表示した時には画素数にもよりますが、精細に大きく表示させることができますね。
そうなんです。
これが大きく写せるレンズが必要なことなんです。
CANON EOS1DX と SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACROで撮影
ISO100 F2.8 1/160秒
ディズニーシーエントランスの小さな花を等倍マクロで撮影
マクロレンズで撮影するときの注意点
マクロレンズで等倍撮影するときは
手ブレや被写体ブレに注意しなくてはいけません。
大きく撮影しようと最短撮影距離までちかよった場合
小さなブレが大きなブレに変わってしまいます。
シャッター速度を速くすることや
三脚を使用して撮影していきましょう。
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