みなさんこんばんは。
カメラに書かれている記号や数字のおはなしをしたいだらだらくまです。
これからカメラを買おうと思っている時にカメラに書かれている記号や数字の意味を知っておいた方がいいと思います。
以前はなにも知らない状態でカメラ屋さんに行って「きれいに写るカメラ」とか「簡単に操作できるカメラ」といった希望を伝えていました。
でも今はインターネットなどで情報を得られる時代ですので少しですが書いてみたいと思います。
カメラに書かれている情報はメーカーが自慢したいことや必要なことが書かれています。
ここを見るだけでも十分な情報になります。さらにその意味がわかるといいですね。
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カメラのレンズ側
カメラのレンズ側にはレンズの情報やカメラの能力が記載されています。
下の画像でご説明していきます。
ながく使っていて傷だらけですがご容赦ください。
レンズの部分にはいくつか書かれています
②7.7-28.5mm 1:2.8-5.8
③12.1 MEGA PIXELS
④TITANIUM
①CANON ZOOM LENS 3.7×IS
CANON ZOOM LENSはCANONのズームレンズというレンズ名称です。
メーカーによりレンズ名称がちがいます。
3.7×は3.7倍ズーム ISはイメージスタビライザーで手ぶれ補正を意味します。
②7.7-28.5mm 1:2.8-5.8
ここは焦点距離と絞りの値です。
7.7-28.5mm7.7から28.5mmまでズーム可能という意味です。
①の3.7倍ズームはこの倍率のことです。
ここで注意があります。3.7倍ズームといってもこれは広角側と望遠側の計算だけを表します。
例えば10-37mmでも同じ3.7倍ズームです。
同じ倍率なのに焦点距離が違うことは十分ありますので焦点距離を見るようにしましょう。
1:2.8-5.8
絞りの値です。7.7mmの時にF2.8 28.5の時にF5.8という意味です。
数字の意味は割愛しますが2.8と5.8では約4倍明るさがちがいます。
いいカメラは2.8よりも小さい値になっています。
ズームしていくと途中でF値が変わっていきますのでチェックしてみましょう。
③12.1 MEGA PIXELS
12.1 MEGA PIXELSは文字通り1210万画素のことです。
今は画素数が書いてあることは少ないですが当時は指標のひとつでした。
④TITANIUM
これはレンズ機能とは異なります。
カメラのボディがチタンということです。
軽くて硬いチタンを使ったカメラはほとんどみたことがありません。
表側はレンズが基本だね
ここに書いてあることでもカメラの性能を判断できるよ
CANON IXY DIGITAL 2000 IS
前面
電源を入れるとレンズが出てきます
CANON ズームレンズ
焦点距離
焦点距離だけは少し特殊ですので単独でご説明です。
今回のカメラでは7.7-28.5mmのレンズです。
別のカメラでも同じく7.7-28.5mmのカメラがあったとします。
でも写る範囲が違うことがあるのです。
同じ焦点距離なのになぜでしょう。
ここがカメラごとに違うむずかしいところです。
それはカメラのセンサーサイズが違うことがあるからです。
今回のカメラは1/1.7型センサーですのでフルサイズ換算焦点距離は35-130mmになります。
フルサイズ換算焦点距離で見ればいいんだね
お店ではフルサイズ換算焦点距離が書いてあることがあるよ
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カメラの上側
上側はいたってシンプルです。
②ズームレバー
③IXY DIGITAL 2000 IS
④IMAGE STABILIZER Ai AF
①電源ボタン
電源ONとOFFのためのボタンです。
カメラの中にはレンズをまわして電源を入れるものもあります。
②ズームレバー
撮影中と撮影した画像表示で使用します。
撮影中はレバーを右にまわすと望遠側になり左にまわすと広角側になります。
画像にあるレバーの右の黒い木のマークがズームの意味を表します。
望遠にすると画面に木が１本だけ大きく写ること、広角にすると複数の木が写ることを表しています。
少しおもしろい表現ですね。
CANON FUJIFILMはこの表示です。NIKON PANASONIC SONYは広角側W(ワイド)望遠側T(テレ)表示です。
画像表示では右にまわすと拡大になります。青い表示で虫眼鏡です。
左にまわすと拡大を戻すことと複数の画像を表示します。青い表示は複数画像が表示されている状態でしょう。
③IXY DIGITAL 2000 IS
このカメラの名称です。
④IMAGE STABILIZER Ai AF
IMAGE STABILIZERとAi AFはわかれています。
IMAGE STABILIZERは手ぶれ補正機能です。この頃は手ぶれ補正はあまりなく主張する機能だったのだと思います。
Ai AFは自動でピントを合わせてくれる機能です。きちんとピントを合わせてくれたと思います。
上から見るとどのカメラも同じに見えるよ
カメラを選ぶ時のデザイン性も重視したいね
CANON IXY DIGITAL 2000 IS
カメラの上部は電源、シャッターボタン、ズームレバー、モードダイヤル
などが配置されています
シャッターボタンのまわりにズームレバーがあります
カメラの能力が書かれています
カメラの背面
背面がダイヤルやボタンが多くあります。
②十字キー
③FUNC.SET
④十字キー周囲のボタン
①モードダイヤル
いちばん下が動画で上の３つは静止画撮影モードです。
M以外はオートになりますが、Mも完全なマニュアルではありません。
プログラムシフトができないPモードです。
通常撮影するならとても使いやすいモードです。
②十字キー
撮影時と画像確認時で動作が変わります。
上 撮影時はISO感度の変更、画像確認時は画像を表示させるオプションを表示します。
右 フラッシュを使用するかしないかを切り替えるボタンです。
左 撮影時だけですが通常のモードと通常よりも近づいて撮影するマクロモードと遠景モードを切り替えます。
下 撮影時は連写やタイマー撮影などを表示します。画像確認時は削除のボタンになります。
③FUNC.SET
撮影に必要な操作の表示をします。
露出やホワイトバランスなど撮影に必要な内容になります。
または決定のボタンにもなります。
④十字キー周囲のボタン
左上 ここは割り振りができるボタンです。露出調整などメニューに入らずにしたい機能を登録できます。
右上 撮影した画像を表示させるボタンです。少し押しづらくなっています。
左下 撮影時の液晶画面の表示を切り替えるボタンです。
右下 メニューを表示します。FUNC.SET以外の機能はここで選びます。
ボタンが多いとむずかしく感じるよ
でも多い方がすぐに操作できることが多いからいい感じだよ
CANON IXY DIGITAL 2000 IS
シンプルに機能が割り振られた十字キーと4つのボタンです
左上のボタンには機能の割り振りができます
背面のボタン 多いほど操作できる内容が簡単に表示できます
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液晶画面
カメラが小さいため液晶画面も小さいです。
きちんと確認できるため問題ないと思います。
表示は撮影中にFUNC.SETを押した画面です。
縦に項目を選び横で選択します。使いやすい画面だと思います。
設定と画像が確認できるね
液晶画面の画素数も大切だよ
カメラが小さいと液晶画面も小さくなります
まとめ
デジタルカメラはメーカーによって操作感はちがいます。
でも撮影することについてはほとんど同じだと思います。
もしボタンやダイヤルの意味を知っていたらすぐに操作できると思います。
カメラ屋さんや量販店に行ってカメラを操作したい時も使いやすいかわかるはずです。
欲しい機種が決まっていなかったとしても操作していくといいと思えるものが見つかると思います。
イメージセンサーが大きくてF値が小さいカメラは値段が高いです。
予算を考えてそれ以外の機種でも納得できる写りの機種があるはずです。
焦点距離とF値だけでも知っておくとお得です。
他には手に持った時に指の位置や手のホールドしやすいことが大切です。
これからコンパクトデジタルカメラを探す場合にちょっといい情報だと思います。
購入前の調査に役立ててください。
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