みなさんこんばんは。
カリブの海賊の撮影のおはなしをしたいだらだらくまです。
ディズニーランドのアドベンチャーランドにはカリブの海賊のアトラクションがあります。
入り口からワールドバザールに入り中央から左に曲がるとカリブの海賊が見えてきます。
海賊の生活を見ることができるアトラクションです。
降りのスライドがあり少し体感的にも怖いところもありますが、とても楽しいアトラクションです。
アトラクション自体がとても暗くて船も動くためむずかしいと思いますが、撮影のおはなしをしていきたいと思います。
スポンサーリンク
アトラクションの楽しみ
カリブの海賊は映画のような争いの海賊ではなく、普段の生活を送る海賊たちの様子を見ることができます。
わんちゃんと生活していたり、両岸の家から鉄砲を撃ち合うなど海賊がたわむれている様子が分かります。
ところどころでジャック・スパロウが顔を出すのもうれしいです。
そして楽しみのひとつに降りのスライドがあることです。
最初にびっくりさせてくれるなんて海賊のサービスはすごいですね。
このカリブの海賊はディズニーの創始者であるウォルト・ディズニーが設計に最後に携わったアトラクションとしても有名です。
とても暗いアトラクションだね
映画を見てから乗るとさらに楽しいね
CANON EOS 1D X と EF 50mm F1.2 L USM で撮影
ISO12800 F1.2 1/400秒
宝の山と海賊
落下
カリブの海賊はボートに乗ってブルー・バイユーの入江を過ぎたあと、スモークに浮かび上がるデイヴィ・ジョーンズがあらわれます。
その直後落下となります。
落下は30度の角度で5mの落下です。
この落下がとても怖いと思っている人たちも多いです。
それは暗い中で前ぶれなく落下することと落下後の直進が長いことです。もうひとつ通常のボートの進む速度が遅いため恐怖感がありますね。
でも5mというのは長いようであっという間です。
いつもより歩幅を広くして5歩です。
落下後の滑走はスピードは出ていますが加速する事はないため安心できます。そう考えると怖くないと思います。
降っているのはほんの少しだけだよ
暗いからずっと降りているように感じちゃうね
スポンサーリンク
撮影
カリブの海賊の撮影はとてもむずかしいです。
暗い上に被写体が動いていることが多く、こちらのボートも動いていることが理由です。
最近のカメラは暗い場所でもAFが合うようにできていますが、少し前のカメラは合焦しないこともあります。
とても暗いためにレンズもF2よりも小さいレンズが必要になります。
安価なレンズでは50mmのF1.8などがいいですね。
ISO感度は低くても3200は必要です。ノイズよりもぶれない写真を撮影するためにISO6400を使ってもいいですね。
それでもシャッター速度は1/二桁秒しか確保できない場所が多いです。
失敗写真も多く出ると思いますが、その中にきちんと撮影できた写真もありますので楽しく撮影してみましょう。
このアトラクションはフラッシュ撮影、液晶画面を使用した撮影はだめですので何回も挑戦してみましょう。
暗い時の動きものはとってもむずかしいよ
明るいレンズや高感度が強いカメラが必要だね
CANON EOS KISS X7 と 30mm F1.4 EX DC HSM で撮影
ISO12800 F1.4 1/50秒
わんちゃんが持っている鍵を取ろうとする囚人たち
入門機の一眼レフでも明るいレンズがあればきれいに撮影できます
アトラクション内の明るさ
カリブの海賊でボートに乗って落下したあとの骸骨があるデッドマンズコーブはとても暗いです。そして大きな海賊船が見えてきますがこのあたりはノイズが出るほどISO感度を上げないと撮影できません。
慣れればF値とシャッター速度は固定にしてISO感度変更で撮影できるかもしれませんが、操作するイメージが必要です。
そのあと海賊たちの街へ流れていきます。
ここは先ほどにくらべて少し明るくなります。
でも動き回る海賊や逃げる女性は止めて撮影するのはノイズが乗りづらい設定では撮影がむずかしいです。
ISO感度を高く設定できるカメラがあったら試してみてもおもしろいかもしれません。
暗いけれど音楽は陽気な曲だね
YO HOは楽しくなる曲だよ
CANON EOS 1D X と EF 50mm F1.2 L USM で撮影
ISO12800 F1.2 1/125秒
デッドマンズコーブです
ISO感度を12800まで上昇させてもF1.2で1/125秒しか確保できません
CANON EOS 1D X と EF 50mm F1.2 L USM で撮影
ISO12800 F1.2 1/60秒
デッドマンズコーブの後の海賊船
ここはさらに暗いです
CANON EOS 1D X と EF 50mm F1.2 L USM で撮影
ISO51200 F1.2 1/60秒
海賊の生活の街並み
ISO51200で撮影してみました
それでもF1.2で1/60秒しか確保できません
カメラによってはあきらめることも必要です
スポンサーリンク
撮影したいジャック・スパロウ
ジャック・スパロウを失敗なく撮影できる場所がひとつあります。
アトラクション終わりにいるジャック・スパロウです。
ここは前のボートが渋滞していてボートが止まることが多い場所です。
こんな時にかっこいい写真を撮影したいですね。
明るい場所ですので、ISO感度を小さくして露出を合わせて撮影すると大満足な写真が撮影できると思います。
海賊の衣装もすてきだね
とってもかっこいいね
CANON EOS KISS X7 と 30mm F1.4 EX DC HSM で撮影
ISO12800 F1.4 1/500秒
最後のボートが陸に上がる前のジャック・スパロウ
ISO12800 F1.4で1/500秒を確保できるためISO感度はもっと低くても大丈夫です
おすすめの撮影モード
撮影はマニュアルモードでのおはなしをしてきました。
暗くて動いている被写体ですので撮影自体がとてもむずかしいです。
そこでマニュアル露出では画像確認ができませんので、半オートモードのA(Av)モードがおすすめです。
ISO感度と絞り値を決めればシャッター速度をカメラが変更してくれるモード
この融通がきくモードを使用すれば明るさだけでいえばほぼ希望に近い写真が撮れると思います。
例えばISO3200 F1.8で設定した時に、ぶれていることが多い場合は次のように考えられます。
○ 被写体が動くため被写体ぶれしている
どちらも暗いためシャッター速度を確保できないことが理由です。
そんな時は仕方ないと思うことも大切です。
もしカメラのISO感度をもっと上げることができるなら上げてみるとぶれも少なくなります。でもノイズが多く出てしまいます。
またはもっと明るいレンズを導入するという対策もあります。
こちらは明るいレンズは値段がとても高くなります。
撮影はとってもむずかしいよね
撮影はしないで楽しむ方法もあるね
スポンサーリンク
まとめ
ディズニーランドの中では初期からあるアトラクションです。
ウォルト・ディズニーが最後に携わったアトラクションであり、他のアトラクションよりも多くの費用がかかったアトラクションです。
新しいアトラクションもいいのですが、カリブの海賊のような昔からのアトラクションこそディズニーの基本を知ることができると思います。
カリブの海賊をよく撮影するには次のような条件が必要です。
○ F2よりも小さい値の明るいレンズ
○ Mモードでの露出設定
○ 暗いところでもAFが合うカメラ
○ 撮影者の撮影能力
暗い上に動いているため撮影はとてもむずかしいです。
カメラやレンズなど機材はある程度のものが必要ですし、撮影者の能力も高くないとピントが合わずに終わったということもあります。
ピントやぶれ、露出など失敗することもあ多いと思いますが、満足できる写真が撮れた時にはとてもうれしいです。
ぜひがんばって撮影してみましょう。
コメント