みなさんこんばんは。
HDRも活用したいだらだらくまです。
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HDR機能ってなにかな?
HDRはハイダイナミックレンジといいます。
ダイナミックレンジというのは
カメラが写真を撮ったときに表現できる
明るさと暗さの幅をいいます。
しかし、どんなにいいカメラでも人の目のような
明るいところも暗いところも同時によく見えるわけではないんです。
明るいところに露出を合わせて撮影したら
暗めのところは真っ暗になってしまうのがカメラのセンサーです。
カメラは人が見た状態と同じには写せないんだね
HDRはそんなときに写真を撮ろうとした場所が
一部が明るくて他の場所が非常に暗いといった場所を
均一な明るさで撮影できる機能です。
ダイナミックレンジを広げるという意味でハイがつくんですね。
最近では動画でも活躍している機能ですね。
CANON EOS KISS X7 と SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
HDRのため設定情報はなしにします
HDRで撮影した画像 ライトの明るさがおさえられて背景も明るいです
CANON EOS KISS X7 と SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
ISO3200 F1.4 1/250
HDRのライトの明るさに合わせて撮影しました 背景は暗いです
CANON EOS KISS X7 と SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
ISO3200 F1.4 1/80
地面に明るさを合わせました ライトは明るすぎに写っています
どんなときに使うの?
暗い場所と明るい場所が混在するときに使います。
逆光のときにも効果的ですね。
例をあげてみると
橋の上と下を一枚の写真におさめたいとき
ひなたと日陰が撮影範囲に入っているとき
手前が明るくて奥が暗くなっているとき
などです。
どれも明暗差がありますね。
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HDRってどんなことをしているの?
HDRはカメラが複数枚同じ場所を撮影してくれます。
①明るい画像
②普通の明るさの画像
③暗い画像
など複数枚を撮影し、
その複数枚の画像を合わせて
均一な明るさの写真を1枚作ります。
HDRの画質はどうかな?
カメラの画質としては通常撮影より
すこし悪くなると思います。
複数枚を合成していることと
複数枚撮影したときに明るい画像を撮影する場合
ISO感度があがってしまう場合があるためです。
でも、
通常撮影ではキレイに撮れなかった場所が
想像以上によく撮れることがあります。
HDR機能で撮影した写真は満足度は高いと思います。
夜でも活用できるね
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HDR機能の欠点
複数の画像を合成しているため
通常撮影より画質が劣ると思います。
そしてHDR機能を使用して撮影をすると
合成の処理がはたらくため、
写真ができるまでに時間がかかります。
何秒もかかるため、たくさん撮影したいとき
には向きませんね。
ここが重要ですが、
HDR機能を使用して撮影した写真は
カメラがよく画像を作ってくれただけで、
腕が上がったわけではありません。
時と場合によって使用することが大切です。
いつでもHDRを使えばいいわけではないよ
CANON EOS KISS X7 と SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
ISO100 F8 3.2秒
HDRを使用しなくても撮影方法でとてもよく撮ることができます
HDRを使用するまとめ
HDR機能は明るさに差がある撮影に困難な状況で
使用するためにあります。
通常撮影を続けて上手になっても
どうしても明るさにムラができてしまうときや
HDRを使用するとどんな風に撮れるんだろうと
思ったときでいいと思います。
明暗差が大きい場所でのカメラがなんとか撮影を
助けてくれるHDR機能の説明でした。
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