みなさんこんばんは。
カメラとディズニーが大好きなだらだらくまです。
前回カメラの現像についておはなししました。一眼レフやミラーレスなどRAW保存ができるカメラは本当に良いカメラだと思います。
ではRAW現像について最後に少しだけおはなしです。
RAW現像をする方法は2つです。
どうやってRAW現像するの?
カメラ内RAW現像と
パソコンでのソフトウェアを使用したRAW現像があるよ
カメラの中でRAW現像ができるものがあります。
キヤノンではEOS KISSや8000Dはできませんが、EOS80DやEOS7DMark2などの中級機種になるとカメラの中で現像処理ができます。
ニコンではD7500やD500、D750などの機種ですね。
もしカメラの購入予算に余裕があり、すこし重くても大丈夫でRAW現像機能がほしい場合はこのクラスをおすすめしたいところです。
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カメラ内とソフトを使用したRAW現像の違い
パソコンのソフトの方が多くの項目を調整できるよ
パソコンのソフトの方が多くの項目が調整できます。
カメラと同じ項目でも調整幅がソフトの方があるんですね。
パソコンのソフトの方がいいといえば正解です。
でも、その場でカメラで現像をしてスマートフォンに画像を入れたいといった場合はカメラ内現像が重宝します。
カメラ内現像の方が調整できる項目が少ないので、最初からできる限りいい写真を撮っておく必要がありますね。
カメラ内RAW現像でできること
カメラ内のRAW現像機能から操作できます。RAWで撮影したときに限られますね。
カメラ内の現像は機能が限られています。
十分な内容ではありますが下の5つの項目です。
○ ホワイトバランスの調整
○ ピクチャースタイル
○ ピクチャーコントロールの変更
○ レンズによる周辺の明るさの補助機能
○ 画像の大きさの変更
CANON EOS6DのRAW現像画面
パソコンには劣りますが、ある程度の現像処理ができます。
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パソコンでのRAW現像
RAW保存をしておけば、カメラからパソコンに
データを移してRAW現像することができます。
メーカー純正のソフトからadobeなど社外の
現像ソフトがありとてもよい現像ができます。
カメラ内RAW現像の機能に加えてできることが増えます。
○ カメラでは対応できないホワイトバランスの適応
○ 角度調整
○ トリミング
○ 色合いの補正
○ 暗い部分や明るい部分だけ調整するハイライト、シャドウ調整
CANON Digital Photo Professional 4 の画面
多彩な調整ができます
RAW現像の注意点です
RAW現像の怖いところがあり、画像を調整しすぎてもとのいい写真とかけ離れた加工画像になってしまっていることがあります。
色ではなくハイライト、シャドー、露出やホワイトバランスの調整程度がいいですね。
本来は撮影するときのカメラで適正な設定ができればよいのですが、半オート設定だったときなどは思ったように調整したいと思いますので、RAW現像が大変有効です。
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人の目は状況により見える明るさが違うよ
人の目の視覚についての大切なおはなしだよ
間違えたと思って画像をすぐに消去しないようにね
それを修正するためにRAW現像も必要だね
もうひとつ、大切なおはなしです。
みなさん暗い場所でよく撮れたと思って後から見たら暗すぎや明るい場所でよく撮れたと思ったら
明るすぎなどと思ったことはないでしょうか?
これは背面液晶を見るときの状況により変わると思います。
暗順応と明順応といいますが、暗いところでは瞳孔は開きます。
人の目は暗いところでなるべく光を集めようとするからです。
この状態で背面液晶を見たらどうでしょうか?
暗い写真が明るく見えてしまうんです。
逆に明順応した眼では瞳孔が閉じていて明るさを眼に入りづらいようにしているんです。
こんなときに普通の明るさの写真を見たら暗いと思ってしまうのが人の眼なんですね。
画像確認をしなくても適正な写真が撮れているとわかる熟練者はいいのですが、ほとんどの人はそんな経験はありません。
そのため、RAWで撮影することを習慣づけておいたほうが後悔しないと思います。
暗いところで撮影してまっ暗な写真だった場合は本当に暗い写真だと思いますが、暗いところで撮影して暗いところで確認したときに明るすぎると思ったら、ちょうどいい明るさの写真ということもあります。写真の成功・失敗は後で決めるといいですね。
RAW保存をしていても『ぶれ』や『ぼけ』までは治せないんだ
RAWで救えるものはホワイトバランスによる色味明るさ、暗さの変更(明るすぎた場合は戻りません)です。ぶれやピントのずれは調整することができませんので、あくまでも撮影した後の処理と考えてください。
暗い写真はRAW現像で救いやすいよ
そしてRAWで救えるのは圧倒的に暗い写真です。
暗部には色が残っているためです。
逆に明るすぎで白くなってしまったデータには色が残っていないため救うことができません。
ご注意ください。
RAWデータ保存の良さの説明でした。
しかし、RAWデータはいろいろな情報を持っているため、非常に容量が大きいです。
撮影が多いときの容量には気をつけたいところですね。
そして、できる限りRAWで修正をしなくてもいい写真が撮れることがフォトグラファーだと思います。シャッターをきったときにいい写真が撮れているようにしたいですね。
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