みなさんこんばんは。
カメラの構え方を疎かにしてはいけないと思うだらだらくまです。
撮影のおはなしを進めてきましたが大切なカメラの構え方のおはなしをしていませんでした。
撮影についてはカメラの設定はISO、F値、シャッター速度、露出補正です。
ここまでは前に書いたのですが、撮影するためのカメラの構えかたをまだ書いていませんでした。
スポンサーリンク
カメラを構えて撮影する理由
カメラを構える理由は撮影するために必要なことを満たしたいからです。
必要なこととは撮影するために被写体にカメラを向けることから始まり不安定な人の支えをしっかりとしてぶれないようにすることです。
○カメラとレンズを支えること
カメラとレンズを合わせると重くなります。
これをしっかりと支えることが基本となります。
○操作しながら撮影する体勢がとれること
ズーム、ピント合わせ、絞り、シャッター速度など撮影しながら操作することが多いです。
操作と撮影が同じ体勢でできればすぐに撮影に移行できますね。
○手ぶれしないように
手ぶれをしないで撮影できる最低基準が1/換算焦点距離 秒です。
構えや体勢までしっかりできて達成できるシャッター速度です。
この手ぶれをしないようにすることがいい写真につながりますね。
どんなカメラの構えかたがいいのでしょうか?
はい。これはカメラによって違うんです。
正解はひとつではないと思いますが、状況を考えるとこうあるべきという構えかたはあるんですね。
どんなことが必要なの?
ファインダーがあるカメラとないカメラでは構えが少し違うよ
コンパクトデジタルカメラで撮影するのなら軽いため片手でもできてしまいます。
しかし、片手では支えができないため撮影がむずかしく、両手でも工夫しないとすべてが手ぶれしていましたということになります。暗めの室内や超望遠で撮影の時はシャッター速度を確保できないためもっとむずかしいですね。
スポンサーリンク
液晶画面で撮影するカメラの構えかた
液晶画面を見ながら撮影するカメラの場合の構えかただよ
必要なことは液晶画面を見ながらブレを防止することです。
でも液晶画面を見るためには手を伸ばさなければならず伸びた手ではブレてしまう可能性が高いですね。
対策
ストラップを首からかけてできるだけピンと張った状態で撮影しましょう。
少し短めくらいがちょうどいいかもしれませんね。
これはストラップを利用してカメラのブレを防ぎます。
このほかは一眼レフやファインダー付きのカメラといっしょになります。
一眼レフやミラーレスなどファインダーがあるカメラ
ファインダーからのぞいた情報がすべてです。
ファインダーをのぞく目は右目が基本だと思いますが、利き目が左の場合は左でのぞいてください。
顔に直接当てて撮影をするため、顔で支えになります。
対策
① 左手でカメラを下から支えます
これが重要でほとんど左手で支えるようなイメージですね。
そして左上腕が肋骨につくように構えます。
少し肩が上がる感じがカメラを顔の前に構えやすいです。
② 右手はカメラに添えます
実際は操作をしたり、レリーズボタンを押す作業があるため
グリップをにぎる形になりますが、あまり力を入れてはいけません。
力を入れてにぎってしまうと設定の操作がしづらいのと
力を入れたためにブレにつながってしまうからです。
右手で大切なことは
レリーズボタンを押すときにひとさし指の先ではなく第二関節よりでレリーズすることとレリーズするときに親指の付け根とレリーズするひとさし指で
はさみこむように支えることです
③ 次に足の配置です
足は肩幅くらいに開いて右足を1足分後ろに下げます。
これは体の前後左右の移動をしっかり支えるためです。
構えはこの方式が立って手持ちの場合は理にかなっていると思います。
すわっているときはなるべくこの形に近づけられるようにしてひざを支えにするなどを活用するといいですね。
この構えによって
手ブレ補正がなくても1/換算焦点距離 でブレずに撮影できるようになります。
換算焦点距離(フルサイズはレンズに書いてある焦点距離 APS-Cは×1.5 CANONは×1.6
オリンパス、パナソニックのマイクロフォーサーズ機は×2.0)
シャッター速度の調整も必要ですが、望遠レンズでの撮影も失敗が少なくなりますね。
CANON EOS1D MarkⅢ と SIGMA APO100-300mm F4 EX DG HSM で撮影
ISO400 F4 1/500秒
チップくんしっかり構えているでしょうか?(笑 左腕をもう少し閉じると理想に近いですね。
チップくん構えかたはかなりいい構えです。
きっと写真撮影が好きなんでしょうね(謎
スポンサーリンク
カメラを縦にして撮影するときのおすすめ
ちなみに縦位置で撮影するときは右手を上にすることがおすすめです。
左手は支えから動きませんので、縦位置と横位置の変更をしても基本の構えが変わらないため撮影に有利ですね。右手を下にしてしまうと多めに角度をつけられなくて手首に負担がかかるためブレやすくなってしまいます。
そして右手をカメラに添えたときに親ゆびの根元を頭に当ててみましょう。さらにしっかり支えられますよ。
恥ずかしがらないでしっかり構えてみてね
撮影の構えはとっても重要なんです。
さいしょは恥ずかしいかもしれません。
わたしも最初はそうでした。
でもしっかりと構えて撮影している姿は本当にかっこいいです。
そしていい写真を撮影するには姿勢がいい構えが重要です。
ぜひみなさんもコンパクトデジタルカメラや一眼レフでも構えをしっかりして撮影してみましょう。
コメント