使いきりカメラの説明と撮影のアドバイス

ネガフィルム 0.すべて

みなさんこんばんは。
使い切りカメラが大好きなだらだらくまです。

この使い切りカメラについて考えてみたいと思います。
フイルムカメラのおはなしになりますね。

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どんなカメラなのかな?

1枚ごとにフイルムを巻き上げて撮影する
とてもシンプルで奥が深いカメラです。

ISO400のフイルムを使い
F10のレンズが使用されていて
シャッター速度は1/140です。
デジタル一眼レフの設定にはないシャッター速度ですね。
誤差があるとして、わかりやすく露出を置き換えてみます。
ISOを2段落として、F値を2段上げて、シャッター速度で
すこし帳尻を合わせると
ISO100 F5.6 1/125 と置き換えることができます。
露出で合わせてみただけですが、
晴れの日の屋外から曇りの日の屋外が撮影できる
露出だということがわかります。

カメラを小さくすることを目的としてF10のレンズの採用
だと思いますが、そのF10の被写界深度を利用して
1mから無限遠までピントが合うようになっているんですね。

とても使う人にやさしいカメラだと思います。

だらだらくま
だらだらくま

設定を気にしないで撮影できるね

使い切りカメラの位置付け

実はこのカメラはカメラとして認められていなかった
ことをご存知でしょうか?

本来カメラとフイルムは別物です。
カメラにしてしまうと所有物になってこの使い切りカメラから
フイルムを抜いて現像した後にカメラをお客さんに
返さないといけないことになってしまうんですね。

本体は回収することを前提としていたため、
フイルムにレンズをつけて販売していますという
形式にしました。
本体は回収後リユースしていますよ。
品名を正確にはレンズ付きフイルムといいます。

だらだらくま
だらだらくま

レンズ付きフイルムっていい名前だね

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何枚撮影できるの?

15枚、27枚、39枚というラインナップでした。
現在では27枚撮りだけ購入できますね。

これは本当は12枚撮り、24枚撮り、36枚撮りの
フイルムなんです。

ネガフイルム

レンズ付きフイルムは確かにどの枚数もプラス3枚されていますね。

これは通常のフイルムの使用法とは異なるためです。
通常はフイルムの筒(パトローネ)に入っていて
カメラにセットしたところから引き出して
撮影していきます。
セットするときには光に当てながらのため
数枚は無駄になってしまうんですね。

レンズ付きフイルムは逆になっていて
工場で真っ暗な状態で作成され、
フイルムが全部出された状態でセットされます。
そこからパトローネに戻していく方式なんですね。

この方法だと一枚も無駄にせず撮影できてしまうんです。
その結果プラス3枚の撮影ができるようになっています。

だらだらくま
だらだらくま

もう少し多い枚数を撮影できることもあるよ

ピントと撮影のしかた

本体の表記上は1mから無限遠になっていますね。
正確なピント位置は1.5mくらいだと思います。
F値が10ということで被写界深度が確保されて
1mより遠いすべての位置でピントが合うように
してあるんですね。

① 1m未満では撮影しないこと
② 室内や軒下など暗いときはフラッシュを活用していく
③ カメラを動かしてしまう手ブレには注意

この3つを心がけてもらえればいい写真を撮影できます。

ぺん先生
ぺん先生

1枚も失敗なく撮影できたら
レンズ付きフイルム上級者だよ

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明るいところでの撮影を意識する

フイルムはデジタルカメラの撮像素子とは
特性が違います。

デジタルカメラは暗めに撮影して明るく補正が得意です。
RAWデータでは暗いデータの方が色情報を保有できて
明るいデータほど色が残らないんです。

レンズ付きフイルムに充填されているネガティブフイルムは
明るい情報の方が保有できるのです。
そのため、できる限り明るい場所で撮影することが
失敗しない方法になりますね。
そのため、暗い場所ではフラッシュの使用が必要となります。

だらだらくま
だらだらくま

白とびは気にしないで大丈夫だよ

現像と保管

撮影したフイルムをデータ化しましょう

ぺん先生
ぺん先生

フイルムで撮影した写真の色はすごくいいよ

フイルムを撮影した潜像状態から像を現出するために
作業することを現像といいます。

昔は現像から印画まで行い写真は紙で楽しむものでした。
現在はフイルムをスキャンして
パソコンやスマートフォンで楽しむことができます。

全国展開のカメラ専門店で受け付けてもらえます。
現像機とスキャナーがあるお店なら
その日のうちにできちゃいます。
現在の楽しみ方ができるのはとてもいいですね。

現像とデータCD作成で¥1,000から¥1,500くらいです。

こんな楽しみ方もありますので、
ぜひみなさんフイルムがあるうちに
楽しんでみましょう。

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