みなさんこんばんは。
撮影に大切な露出を知りたいだらだらくまです。
今回はカメラの設定の露出のおはなしです。
さいしょに露出とは明るさのことです。
露出をあげるのは明るくする設定にすること
露出を下げるのは暗く写る設定にすることです。
簡単ですね。
これを忘れないようにしてくださいね。
明るさの調整を覚えてね
露出を表す設定の組み合わせが大変なことや
モードでの操作の方法がちがうことが
むずかしさにつながっているんです。
今回使用するグラフは
ISO感度 100 F値 16 シャッター速度 1/2000
を基準として明るさ1段ごとにグラフを作成しています。
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カメラの設定の露出とは
○ISO感度
○F値(絞り)
○シャッター速度
この3要素で構成されます。
となりの数字への変化を1段(1EV)といいます。
○ISO感度
センサーの感度をあらわします
感度の数字は2倍ずつ大きくなります。
大きくなるほど暗いところでも撮影できますが、
ノイズが多くなる欠点もあります。
○F値
レンズの中にある絞りを調節します。
数字は明るい方が小さく√2をずつ増えます。
数字が大きくなるほど暗くなりますが、
光が調節され写りがよくなります。
○シャッター速度
基本は1/xxで設定します。
長くシャッターを開くこともでき、分単位での
撮影もできるようになっています。
分母が2倍ずつ変動します。
大きくなるほどシャッター速度が速くなり
少ししか光が取り込めないため暗くなります。
表[1段ごとの露出の変化]を参照してください
モードごとの変化する値
それぞれの段を組み合わせた結果が露出となります。
半オートモードのP,A(Av),S(Tv)では
モードごとに自動で変化してくれる値があります。
表[ P,A(Av),S(Tv)での変化する値]を参照してください。
ここで露出が出てきますが、
露出をカメラが決めてくれます。
暗いところではなるべく明るく写す設定になり
明るいところではF値を大きくしたり
シャッター速度を速くするようになります。
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半オートの露出調整
半オートのA(Av)モードでの説明になります。
同じ場所を撮影するときに
カメラが決めてきた露出では好みの明るさではない場合は
露出補正をしていきます。
コンパクトデジタルカメラから一眼レフまで
露出補正は可能です。
一眼レフではダイヤル操作や液晶画面での操作になります。
今回例にしましたA(Av)モードではシャッター速度が
変わってくれるため露出を1段あげるとシャッター速度は
今の2倍になります。
露出を1段下げるとシャッター速度は今の1/2の速さになります。
半オートの操作はカメラが決めてきた状態から露出を
+1 +2 や -1 -2と補正して明るさを変えることです。
半オートモードのため全体の明るさの枠を変更し、
それに応じた値をカメラがわりふってくれます。
表[A,(Av)モードでの露出変更]を参照してください
Mモードの露出設定
MモードでかつISO感度もマニュアルだった場合は
すべての値を撮影者が決めることになります。
明るくするためにはシャッター速度をゆっくりにすることや
F値を小さくすることで対応していきます。
表[Mモードで露出は変化しないで表現変更]を参照してください
特に同じ明るさで撮影したい場合は
段の変化を意識して設定を変更する必要があります。
表[Mモードでの露出変更]を参照してください
なれるまではむずかしいですが、カメラが自動で
露出を決定しないため、まどわされないで撮影できます。
半オートの A(Av),S(Tv)を使用しながら
カメラが決めてくれた自動の部分も確認しておくと
マニュアル露出へ移行しやすいと思います。
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露出のまとめ
最近のカメラでは性能が良くなっていて
ISO感度を大きくしても
ほとんどノイズが発生しません。
さいしょのころは昼間でもISO感度400くらいを
使用して撮影してみて明るさを確認してみましょう。
そして露出の変更をする方法が良いと思います。
簡易撮影モードがありますが、
どんな撮影でもできるようにさいしょから
P,A(Av),S(Tv)モードでの撮影をおすすめします。
おすすめはISO感度はマニュアルでA(Av)だよ
急な明るさの変化にも対応してくれるよ
すぐに良い写真が撮れるようになり、
どこに行くにもカメラを手放せなくなります。
うれしい写真ライフを楽しみましょう。
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