みなさんこんばんは。
FUJIFILMのミラーレス一眼の紹介をしたいだらだらくまです。
ミラーレス一眼と聞くとコンパクトでおしゃれなイメージがあります。
一眼レフよりもミラーレス一眼の方が取り扱うメーカーが多いのもうれしいことです。
中にはプロが仕事で使うようなミラーレス一眼も出てきました。
とても将来性のあるカメラだと思います。
形もおしゃれなものからクラシカルなものまで自由に選択できそうです。
そんな中で少しクラシカルな見た目や操作性のFUJIFILMのX-E1というカメラをご紹介したいと思います。
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FUJIFILMのミラーレス
FUJIFILMのミラーレス一眼の歴史は浅いです。
ちょっと驚きますね。
FUJIFILMといえば昔からのフイルムやカメラを送り出してきた老舗のメーカーです。
カメラとレンズとフイルムを製造販売していたのは日本ではFUJIFILMくらいです。
他社製品に独自のセンサーなどを用いて一眼レフを出していた時期もありますが、ずっとコンパクトデジタルカメラだけでした。
そのFUJIFILMが2012年にクラシカルな形状のカメラX-Pro1を発売してその数ヶ月後に出したカメラがX-E1になります。
そこから様々なバリエーションのカメラが出てきて発展してきました。
FUJIFILMは最初からカメラ専門のメーカーですばらしいレンズを作っており、色づくりまでフイルムで行ってきましたので、とっても安心して選べるメーカーですね。
NIKONのボディにFUJIFILMのセンサーだったね
FUJIFILMの写真が好きだよ
X-E1
レンジファインダーのような窓がある高級カメラになります。実際は液晶のファインダーのためレンジファインダーではありません。ファインダーの位置は左側となっています。
APS-C型センサーを採用していてそれでもコンパクトなカメラになっています。
操作については他のメーカのカメラとは少し違っています。他メーカーはP,A(Av),S(Tv),Mというモードを選択するようになっています。
FUJIFILMのカメラはシャッター速度と絞りをオートかマニュアルか切り替えることP,A(Av),S(Tv),Mと表示されるようになります。
高級なXFレンズについては昔のレンズのようにレンズで絞りの操作をしますが、設定については他のメーカーと変わりなくできるようになっています。
もちろんRAW保存も可能でカメラ内でRAW現像もできるようになっています。
FUJIFILM X-E1 と XF18mm F2R
レンズフードは他社製品を使用
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センサー
FUJIFILMのセンサーはちょっと特殊です。
X-trnas CMOSセンサーといって赤青緑の配列が通常のベイヤー配列とは大きく違います。
ベイヤー配列は2×2をひとつのまとまりとしたものですが、X-trans CMOSは6×6を
ひとまとまりとしたセンサーで
ベイヤー配列で発生しやすい偽色やモアレを軽減できます。
ベイヤー配列ではその対策にローパスフィルターというぼかしのようなフィルターを入れてモアレの対策をしていますが、画質が落ちてしまうんですね。
それを除去することができたのがX-Trans CMOSセンサーです。
センサーの配列の変更なんてすごいね
昔はスーパーハニカムCCDというのもあったよ
フジノンレンズ
フジノンレンズというのはフイルム時代の60年以上前からある名前です。
そのころからノウハウが今に引き継がれています。
今は安価なズームレンズで絞りの操作がないXCレンズと写りを強く意識したXFレンズがあります。
ここは少し驚きますが、最初のミラーレス一眼のX-Pro1を発売したときに同時に発売したレンズは
18mm 35mm 60mmマクロ の3本だけでした。
現在ではズームレンズも発売されていますが、最初に発売したのが単焦点レンズ3本とはほんとうに驚きです。
それだけカメラや写真好きのツボをついた販売戦略だったんですね。
カメラの色づくりの良さもありますが、とっても良い写真が撮れるレンズばかりです。
写りから見ると安いのかも
価格に納得できたら買いだね
XF18mm F2R, XF35mm F1.4R, XF18-55mm F2.8-4R LM OIS
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妥協しないカメラ造り
FUJIFILMのカメラはセンサーの世代でカメラ自体が分かれているように感じます。
そのため、他メーカーでは1世代前のカメラの最高機種のほうが新しい機種の中級機種よりも性能がよいことが多かったのですが、FUJIFILMのカメラでは世代が変われば先代の上級機種を超えています。
これもとてもうれしいところです。
後発メーカーだったこともありますが、とても進化がはやく1世代違うと驚くほど機能が進化しています。
しかし、旧機種を見放すようなことはしません。
新しいカメラで機能を追加するときには旧機種にもファームアップを用意してくれています。
対応できる限界までだと思いますが、非常にうれしいことです。
ファームウェアで対応できるなんてすごいね
物理的な機能は変わらないけどしかたないね
FUJIFILM X-E1 と XF18mm F2R
ISO1600 F2 1/125
夜でもきれいに撮影できます
まとめ
FUJIFILMのカメラは見た目が古いカメラに似ていてあまりかわいくありません。
しかし、FUJIFILMのミラーレスから出てくる写真はどれも一級品です。
しかし、欠点があることも事実です。
後発メーカーであることで安いサードパーティのレンズがありません。
唯一CarlZeissから3本出ているだけです。
もうひとつはレンズが高価であることです。
妥協のないレンズ作成を行なっているというのもありますが、
追加レンズの値段が高いことは欠点になってしまいますね。ですが、XFレンズの標準ズームレンズや望遠ズームレンズの性能が非常に高くこれだけで満足できてしまうのも事実です。
と言いつつ朗報があります。
海外メーカーですが、CANONのEF,EF-SレンズがAFまで使用できるレンズマウントアダプタが発売されました。
わたしも所有していますが、CANONのレンズのバリエーションが多くそれを使用できるというのは大きな利点となります。
CANONレンズだけでなく、CANONのEFマウントレンズなら多くのレンズが対応できていますので、
これからが楽しみですね。
ほかのメーカーよりもたくさんご紹介を書いてしまいました。
ぜひみなさんもFUJIFILMのカメラとレンズから得られる写真を楽しんじゃいましょう。
今回はここまでです。
実はFUJIFILMに限らず、ミラーレス一眼には楽しさが2倍以上になることがあります。
次回はそのおはなしをしてみたいと思います。
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