みなさんこんばんは。
夜のハーバーショーの「カラーオブクリスマス」の撮影のおはなしをしたいだらだらくまです。
夜のハーバーショーはすごいです。
昼間のショーはキャラクターの上陸やダンサーさんが活躍しますが、夜のショーは上陸はありません。そのかわり光源がついた衣装や壮大な音楽で楽しませてくれます。
今回ご紹介する「カラーオブクリスマス」はディズニーキャラクターのみでダンサーさんはいませんがキャラクターがそろってこちらを見てくれるタイミングがあり撮影できるととてもうれしいです。
昼間のショーとは違った特別な夜のショーです。
夜のディズニーシーは夜景がすばらしいうえにこのようなショーが行われますので閉園までいたくなっちゃいます。
それでは「カラーオブクリスマス」の撮影場所や注意点をご説明していきたいと思います。
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ショーの見どころ
ショーの見どころは大きなクリスマスツリーが水上に配置されてその近くをバージに乗ったディズニーのキャラクターに会えることです。
昼間のショーとは違いひとつのバージにたくさんのキャラクターが乗ってきます。
正面を向きながら手を振ってくれますのでこれだけでも見どころだと思います。
もうひとつはクリスマスツリーがとてもきれいです。
ツリーにキャラクターが重なったところで撮影してみたいですね。
実はこのクリスマスツリーは「ファンタズミック!」のミッキーが乗った帽子です。
そして「カラーオブクリスマス」ではショーの途中から小さな泡が舞います。
この泡に光があたった時はハーバー全体がとてもきれいです。
またレーザー光が当たった時も通常直線のレーザー光が広がりを見せてこちらもとてもきれいです。
ずっと覚えておきたいショーになるはずです。
ちょっと遠いけどきれいだね
遠くて見づらいと思ったら撮影もしちゃおう
おすすめの見る場所
ディズニーシーのハーバーショーはどこからでも見ることはできます。もちろん場所によって良し悪しがあります。
今回のおすすめは2箇所です。
○ ミッキー広場からリドアイルまでの立ち見ができる場所
○ ミッキー広場の座り見
ショーの全体がよく見える場所です。
きっとミッキー広場のためにショーは行われているといっても過言ではありません。音響まで含めて最高の場所です。
おすすめの場所は座り見席のなるべく前の席です。
そしてできれば最前列です。最前列は昼間のショーが終わったらすぐに場所とりが必要なほどむずかしいです。
そのためなるべく前か2ブロック目の最前列をねらいましょう。
「カラーオブクリスマス」は「ファンタズミック!」からの延長で待つことになります。
「ファンタズミック!」の待ちでどれだけ良い場所が確保できるかが重要です。
「ファンタズミック!」が18:30からの時は16:00くらいから場所とりが必要になります。
○ ミッキー広場からリドアイルまでの立ち見ができる場所
ここは3.5と呼ばれる場所です。近くで立ち見ができますのでとても楽しいです。
バージとの距離がとても近くなる場所でキャラクターをなるべく近くで見たい時にとてもおすすめの場所です。
もちろん撮影もキャラクターを大きく撮影できます。
望遠レンズの焦点距離にも限界があります。ミッキー広場からではキャラクターひとりをアップで撮影するのはむずかしいです。キャラクターをアップで撮影したいならこちらになります。
やはり立ち見ができてキャラクターに近い人気の場所ですので「ファンタズミック!」からの待ちになりそうです。
夕飯が混雑しちゃうから早めにとろうね
待ちに入る前がいいかも
待ち時間は数時間になるからね
CANON EOS 6D と SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM で撮影
ISO4000 F6.3 1/125秒 フルサイズ換算焦点距離373mm
空が暗い時の写真です
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撮影
夜のハーバーショーの撮影はむずかしいです。
この状態に悩まされることが多いです。
そんな中でも暗い時から明るい時まで露出が違うことが多いです。
それぞれの撮影で露出が違います。
青い光であまり明るくない時から強い光があたり明るい時まであります。なるべく良い設定にしておきたいですね。
○ キャラクターの撮影
必要な焦点距離 フルサイズ換算100〜700mm
メーカー問わずおすすめのレンズを書いてみます。
APS-C 55-250mm F4-5.6 70-300mm F4-5.6 100-400mm 100-300mm F4
フルサイズ 100-400mm 50-500mm F4.5-6.3 150-600mm F5-6.3 など
焦点距離はフルサイズ換算焦点距離で書いていきます。
APS-C機の場合は2/3した焦点距離です。
○ ツリー
水上のツリーを縦に撮影するために100mmくらいから考えていいと思います。
前の方に座れれば100mmでだいじょうぶです。後ろの方になると200mmくらい必要になるのではないかと思います。
カメラの設定 ISO3200 F5.6 1/125秒
ノイズが目立ってもぶれを防ぎたい場合 ISO6400 F5.6 1/250秒
2ブロック目の座り見最前列ならCANONならキットレンズの望遠レンズでも十分撮影できます。
250mm(フルサイズ換算400mm)でバージのキャラクターを全員撮影できます。
フルサイズのカメラなら400mmまでのレンズや500mmまでのレンズがあると撮影しやすいです。
フルサイズでは500mmのレンズになるとF6.3というレンズが多く、その場合はISO感度を4000にあげるといいですね。
CANON EOS 6D と SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM で撮影
ISO4000 F6.3 1/125秒 フルサイズ換算焦点距離138mm
ミッキー広場座り見2ブロック目最前列からの撮影です
○ キャラクターの撮影
キャラクターはバージに乗って周回します。
あまり遠くの位置を撮影しようとしないで近くに来た時に撮影しましょう。
近くに来た時はこちらを見てくれます。その時は照明もあたっているため撮影しやすいです。
ツリーと重なった時はとてもきれいな背景になります。
途中からは泡が宙を舞うためさらに幻想的な写真になります。
カメラの設定 ISO3200 F5.6 1/125秒
ノイズが目立ってもぶれを防ぎたい場合 ISO6400 F5.6 1/250秒
こちらはミッキー広場ならやはり早めに場所とりをして2ブロック目の最前列をおすすめしたいです。
ここからならレンズが大掛かりにならずにキットレンズの望遠レンズでも撮影できます。
座り見で後ろになってしまうと撮影しづらいですし、焦点距離が長い望遠レンズが必要になります。
立ち見のミッキー広場とリドアイルの間の坂道から撮影する場合はAPS-Cの場合はキットレンズの望遠レンズでだいじょうぶです。フルサイズでも400mmのレンズならキャラクターをアップで撮影できるでしょう。
通り過ぎるのは速いため集中して撮影です。
機材が重くて疲れちゃうよ
待っている間に体を休めようね
CANON EOS 6D と SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM で撮影
ISO4000 F6.3 1/125秒 フルサイズ換算焦点距離500mm
寄り添うミッキーとミニーです
背景は水上のクリスマスツリーで約2倍(1000mm)にトリミングしています
ホワイトバランス
どのカメラでも設定できるものでご説明します。
選ぶホワイトバランスは「白熱電球」です。
どうしても夜で照明があるため赤くなりやすいです。
最近のカメラはオートホワイトバランスも優秀かもしれませんが、白熱電球に設定して撮影したほうが正確な色が出ます。もし「K(ケルビン)」で設定できるなら3800-4000くらいがいいです。
もし青すぎると思ったら白色蛍光灯だよ
色の好みはそれぞれだよ
いいものを選んでね
CANON EOS 6D と SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM で撮影
ISO4000 F6.3 1/125秒 フルサイズ換算焦点距離138mm
背景がパイロなどで赤く染まった時の写真です
ホワイトバランスがオートの時は思った通りの色になりません
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どうしてもぶれてしまう時はRAW現像
先ほどおすすめの露出設定を書いてみましたが、シャッター速度が1/125秒は遅いと思います。だからといってISO感度を6400にして1/250にするとノイズが目立ちます。
そんな時はRAW現像をおすすめします。
わざと暗く撮影して後から明るくする方法です。
ISO3200 F5.6 1/250秒 で撮影してRAW現像時に1EV明るくします。
カメラにRAW現像の機能があるならカメラで、もしくは後からパソコンでRAW現像をしましょう。
カメラのISO感度を上げて撮影するよりもノイズが目立たなく現像できます。
大切なのはRAWで撮影する設定を先にしておくことです。
なるべくきれいな写真にしたいよ
ISO6400で撮影するより3200からの増感がいいね
CANON EOS 6D と SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM で撮影
ISO4000 F6.3 1/125秒 フルサイズ換算焦点距離373mm
「カラーオブクリスマス」は後半細かい泡が宙を舞います
撮影した時にはとてもきれいな写真になるでしょう
RAW現像の項目にアップしますが撮影したままの写真です
まとめ
「カラーオブクリスマス」は夜のショーです。
望遠レンズを最大に使う必要があり撮影はむずかしいです。
でも撮影したいキャラクターには照明があたっているためきちんと撮影はできてしまいます。
そのかわりに撮影する場所やカメラの設定をきちんとしておく必要があります。
今回ご紹介した露出の設定はわたしの写真へのこだわりがありなるべくISO感度を低くしたいことからシャッター速度が遅めになっています。
ぶれてしまうことよりも画質を優先したいためです。
何枚か撮影してぶれていないものを選びたいと思っています。
もしF2.8の望遠レンズを持っている場合はぜひシャッター速度を速くしてISO感度も低くできますね。とっても高価で重いですがうらやましいレンズです。
ぶれに対する成功率をあげたいならISO感度を上げてシャッター速度を速くしていきましょう。
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