みなさんこんばんは。
パレードではファインダーしか覗いていないだらだらくまです。
撮影やカメラによりいろいろ分岐していきます。
撮影するカメラで撮影のしかたや設定が変わってきます。
お持ちのカメラに当てはめて見てくださいね。
CANON EOS1D MarkⅢ と SIGMA APO100-300mm F4 EX DG HSM で撮影
ISO400 F5.6 1/640
逆光で撮影しやわらかい雰囲気をだしました
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スマートフォンから一眼レフまで各種カメラでの撮影について
○ スマートフォンで撮影
カメラで撮影のおはなしをしていますが、実際はスマートフォンでの撮影が多いのかなと思います。
好きなキャラクターのフロートが来るとがんばって撮影しますよね。
静止画の場合のおすすめの撮影のしかたはあまり拡大せずにフロート全体を撮影することです。
もしするとしても少しだけにしたほうがいいです。
なぜかというとスマートフォンのカメラは拡大をすると画素数が下がってしまう欠点があるんです。そして拡大する場合は換算焦点距離が大きくなるのでぶれやすいです。
スマートフォンをしっかり固定してください。
そしてピントを画面タッチでしてあげましょう。
露出の変更もできるのですが、ピントを合わせるたびに調整が必要です。
ここは撮影後に明るく補正をする方がいいと思います。
もしくは動画で動きを撮影することもスマートフォンのよい使い方ですね。
スマートフォンでの撮影はぶれやすいです。
①撮影の手順がパレードのフロートが来る ->
②被写体にピント合わせ ->
③露出調整 ->
④撮影
正式な撮影のしかただと1枚撮影するのにすごく時間がかかります。
専用のデジタルカメラよりもシャッターチャンスは少なそうです。
○ あまり望遠ができないコンパクトデジタルカメラで撮影
換算焦点距離 100mmくらいまで 3倍ズームや5倍ズームくらいのコンパクトデジタルカメラをいいます。
スマートフォンとの大きな違いは「露出補正を維持できること」と「カメラについているよいレンズでの撮影のため写りも良いこと」です。
撮影モードは設定できるカメラならA,(Av)モードでISO感度はオートをおすすめします。
そして撮影したいフロートやキャラクターがきた時に撮影をしてみて暗かった場合や明るい場合は露出補正をします。
あまり望遠撮影ができないため、すわり見やベンチでの撮影がいいですね。
カメラのオートフォーカスの機能によりますが、ピントが外れたり、キャラクターが早く動いて被写体ぶれがあることも想定して同じ被写体を何枚か撮影しておきましょう。
大きくアップはむずかしいと思いますが、露出補正とピント合わせに慣れると満足できる写真が撮影できますよ。
○ 望遠ができるカメラで撮影
ネオ一眼、ミラーレス一眼・一眼レフの望遠レンズでの撮影をいいます。
撮影モードはA,(Av)をおすすめします。設定は下で説明しますね。
ネオ一眼をお持ちの方は広角から望遠まで撮影できますので、すわり見でもいいかもしれません。すわり見の場合はできれば最前列です。
しかし、レンズ交換をするミラーレス一眼や一眼レフの場合は望遠レンズを使用すると思いますので、立ち見をおすすめしたいと思います。
望遠レンズですわり見も撮影したことがありますが、キャラクターが目の前まで来たときには望遠レンズでは撮影しづらいんです。
入り切らないことや見上げるため見えないことがあるんです。
向かってくるフロートを正面から撮りたいときにはおすすめです。
そのため、望遠レンズは立ち見でおはなしさせてください。
前回の昼間のパレード1でも書いたのですが、パレードでキャラクターが撮影者を見てくれて撮影しやすいポーズをとってくれることはほとんどありません。
逆側にも見ている人がいますので、まったく見てもらえないこともあります。
そのため、立ち見で望遠レンズを使って向かってくる遠くの位置から撮影できるチャンスを増やすことが大切です。
わたしの場合はこちらを見てもらえなくても左右に向きを変えるときの一瞬をとらえてこちらを向いた写真を撮ることもあります。
その他には横向きでも写真を撮ってみるとお気に入りの写真になることもありますよ。
撮影の設定のおすすめ
センサーサイズが大きめの一眼レフやミラーレスの設定で書いてみます。
○ 晴れのとき(快晴・晴天)
撮影にはISO感度はオートでもだいじょうぶですが、上がりすぎて画質が劣化しないようにマニュアルでISO400くらいをおすすめします。コンパクトデジタルカメラでは画像が劣化しやすいためISO200までがきれいに撮影できますね。
これは望遠レンズのF値を5.6と仮定しての設定です。
最初からF2.8の望遠レンズは持っていないでしょうし、もしあっても少し絞ってF4やF5.6で撮影したほうがしっかりした写真を撮れることも考慮しています。
もちろんF2.8で撮影したなら背景ボケはとてもキレイに撮影できますね。
このISO400、F5.6だったときにシャッター速度が1/500秒よりも速い値になるようにしたいためです。
もちろん日陰の場所ならISO800が適正な場合もあります。
そして露出補正ですが、最初は同じ場所でいろいろなキャラクターを撮影するか、明るさがあまり変わらない場所で撮影するのが鍵です。
左は木の陰で右は明るい日差しですと露出補正が左と右両方で変えてあげなければいけません。
できれば同じ露出設定で撮影したいですね。
この他にもキャラクターの色やフロートの色で露出補正が必要な場合があります。A,(Av) S,(Tv) Pモードを使用するときにはフロートごとに1枚撮影した画像で補正をしてあげるのがいいと思います。
○ くもりのとき(曇天)
F値は晴れの日と同じ設定で大丈夫です。
ISO800にしてあげましょう。
これは曇りの日は晴れの日にくらべて暗いです。そのためシャッター速度が遅くならないようにISO感度をあげて対応します。コンパクトデジタルカメラなどセンサーサイズが小さい場合は画質が劣化してきます。
○ 雨天の時
カメラ機材が濡れないようにすることを優先します。
撮影自体しない方がいいこともありますね。無理して撮影をしてカメラが濡れて壊れてしまうなどの可能性があります。
CANON EOS1D MarkⅣ と SIGMA APO50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
ISO400 F8 1/320
ラプンツェルがかわいいポーズをしてくれました。超望遠レンズで撮影です。
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詳しく書いた部分の抜粋とまとめ
スマートフォン
○ 画面のタッチでピントを合わせて撮影
○ スマートフォンをしっかり保持する
○ もし明るさが合わなかったときはスマートフォンで補正
○ もしくは動画撮影
あまり望遠ができないコンパクトデジタルカメラで撮影
○ パレードが来たら1枚撮影し明るさをチェックして露出補正をして撮影
○ シャッター半押しでピントを合わせて撮影
○ 失敗もあるため何枚か撮影しておく
望遠撮影ができるカメラ
○ ホワイトバランス オート
○ A,(Av)モードで撮影
○ ISO400 F5.6 として露出補正をしながら撮影
○ ISOはオートでもだいじょうぶ
ISO感度をオートにする場合は変わってくれる範囲をISO100からISO3200くらいにしておけば大丈夫です。日中でISO3200になることはないと思いますが、画質劣化を防止したいならISO100からISO800の範囲設定でもいいですね。
遠くの時も望遠側を使いシャッターチャンスを多くする設定や理由を書いてみました。
ぜひみなさんも試してみてください。ステキな写真が撮れるといいですね。
せっかくパレードのことを書いてみましたので、次はオートフォーカスのことを書いてみたいと思います。
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