みなさんこんばんは。
親指を使用したオートフォーカス操作のおすすめをしたいだらだらくまです。
今日はオートフォーカスの操作についておすすめを書いてみたいと思います。
オートフォーカスにはエリアで合わせることや1点で合わせるなどの方法があります。
動作については1回だけ合わせてくれる方式と連続して追い続けてくれる方式もあり、とても高機能になってきました。
カメラの機能は大変すばらしくなっていますが、撮影するわたしたちがさらによく機能を引き出すことができるのです。
今回おすすめしたいのは「おやゆびオートフォーカス」です。おやゆびAFでご説明しますね。
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おやゆびAF
おやゆびAFとは字のままなのですが、おやゆびでオートフォーカスをすることです。
言葉だけではちょっとわかりづらいかもしれません。
カメラを構えたときにおやゆび付近にあるボタンでオートフォーカスを動作させるということです。
NIKON機ではAF-ON専用のボタンができたのは最近で
通常はAF-L/AE-Lボタンに割り当てて使用します。
CANON EOS 60D AF-ONボタン
メインの説明に入れてもいいくらいの機能です
操作を分離させます
おやゆびAFは普通に考えると余計な動作です。
通常はシャッター半押しでピントが合いそのままシャッターを切るという理にかなった動作です。
①シャッター半押しでピント合わせる
②シャッターボタンを押す
①AF-ONボタンをおやゆびで押しAFする
②ひとさし指でシャッターボタンを押す
このようにオートフォーカスとシャッターを切ることを別の動作とします。
カメラではシャッターボタンではピント合わせをしないで
測光してシャッターを切るだけの機能にします。カメラごとに設定画面は違いますのでボタンの機能を割り当てる画面で設定します。
ピント合わせはおやゆびでするよ
うん。がんばってみる
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おやゆびAFの利点
いくつもいい点があるんです。
ちょっと書き出してみます。
○おやゆびAFのボタンの位置がよくぶれ防止になる
◎ずっと押したままにできる
他にも書きたいことはあるのですが、
この3点がとても重要です。
○AFを動作させずにシャッターが切れる
これは小さい被写体などAFが合いづらい被写体で
やっとピントが合ったときに役立ちます。
通常のシャッターボタン半押しではピントが合って撮影したあと、
もう一枚撮影したいときにピント合わせからやり直しです。
おやゆびAFで分離したときはシャッターボタンではレリーズだけされるためとても重宝します。
○おやゆびAFのボタンの位置が良く手ぶれ防止になる
通常のひとさし指で操作をしているときには
おやゆびのカメラの支えがあまりよい位置ではない場合があります。
おやゆびAFボタンの位置で支えているときの方がぶれないカメラの支えになっていると感じます。
◎ずっと押したままにできる
わざとらしく◎になっています(笑
しかもずっと押したままにできるなんて意味深です。
これがとても大きな利点になっているのです。
次の項目で詳しく解説したいと思います。
すごく良い操作方法なのですが、
最初から理屈を理解してと操作が簡単にできないと思います。
本当に撮影したい被写体の前に練習をしてみてください。
慣れると最高の操作機能になると思います。
慣れていない方やむずかしい操作はいやという方は通常通りシャッターボタン半押しでピントを合わせるほうが確実です。
慣れるまでがんばって操作してみよう
使ってみるとやめられないね
連続したAFの動作との組み合わせ
この項目がメインになると思います。
みなさん動きものの撮影をするときはピントを合わせ続けてくれるAFを使用していると思います。
これが前項目で「ずっと押したままにできる」とした理由です。
ひとさし指だけでAI-SERVOやAF-Cを使用したときはどんな操作でしょう。
AF合わせて追従 -> 撮影 -> AF合わせて追従 -> 撮影 くりかえし
このような操作ですね。普通の操作だと思います。
それではおやゆびAFで分離したときはどうでしょう。
おやゆびAF————————————————————————————————————>
撮影 撮影 撮影 撮影
このようなAFがずっと継続している流れになるんです。
違いを見ると通常操作で撮影したあとの再度AFを開始する必要がなくなるのです。
これはとても重要ですね。
ずっとAFが合っているのはうれしい
あとは撮影したいときにシャッターボタンを押すだけだね
あまりみなさんは知らないかもしれませんが、連続AFの場合はAF開始してそのあと少し待って安定してからが望ましいといわれています。
CANONではメーカーからのお知らせにもあります。
電車でいうところの各駅停車と快速列車くらいのスムーズさに違いがあります。
これは活用したい機能ですね。
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どんな設定をするの?
CANONのカメラを代表で書いてみます。機能設定の画面からAFの項目を探します。
すこし前のカメラは文字で表示されていますが、最近のカメラは図でわかりやすく表示されています。
に設定します。
これだけでここの項目でご説明したすばらしい機能が手に入ります。
この項目を設定しなかった場合はおやゆびAFは可能ですが、ひとさし指でシャッターボタンを半押ししたときにAFがはじまってしまいます。
通常はひとさし指でAFして動きもののときだけ
おやゆびAFを使いたいときは設定を変更しないで大丈夫です。
最初はどちらもできるようにAF-ONを押すことに慣れてみよう
少し残念なお知らせ
とても頼もしい機能なのですが、入門機にはこのボタンがありません。
中級機以上のカメラの機能なんですね。
しかし、操作の仕方は変わってしまいますが、入門機でも別のボタンを割り当てることができます。
使いやすいとはいえませんが、メーカーも必要性はわかっているということですね。
最近ではCANONではEOS9000DにはAF-ONのボタンが独立して導入されています。
できればすべての機種に導入されるといいですね。
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おやゆびAFのまとめ
わたしが所有している入門機でいちばん小さいCANON EOS KISS X7はAF-ONボタンがないため
シャッターボタンでのピント合わせを行なっていますが、その他の機種はおやゆびAFを活用しています。
おやゆびAFは今ではどのメーカーも採用するようになりました。
どのカメラもはじめての方でも簡単に撮影できるようになっています。
そんな中でテクニックが必要な撮影や使いこなしたい機能があっていままでよりもさらに良い撮影ができるようになるのはとてもうれしいですね。
連写を組み合わせるとさらに良い瞬間が撮影できるかもしれません。
求める先には少しの苦労があるのも楽しいものです。
ぼくとぺん先生はおやゆびあるのかな?
ぎくっ
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