みなさんこんばんは。
超望遠まで対応するズームレンズをご紹介したいだらだらくまです。
今回おはなししたいレンズの名前は
SIGMAのAPO50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
というレンズです。
純正レンズでは発売されていない焦点域のレンズです。望遠端の500mmは超望遠ですね。そしてこのレンズは広角側が50mmからはじまります。
500mmの超望遠ズームレンズで10倍の望遠ズームレンズです。
それではこのレンズについておはなししてみたいと思います。
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レンズの詳細
レンズ名 | APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM |
---|---|
レンズ構成 | 16群22枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 50-180cm |
最大撮影倍率 | 1:3.1(200mm時) |
フィルターサイズ | ⌀95mm |
最大径×全長 | ⌀104.4mm×219mm |
質量 | 1,970g |
メーカー希望小売価格(税別) | ¥189,500 |
SIGMAから発売されている50mmから500mmまでのズームレンズです。
超望遠レンズでは3倍ズーム程度が主流のところに10倍ズームとなっています。
収差補正のためにSLDガラスを4枚採用しています。
2019年レンズは更新されたため生産終了になりました。中古では¥40,000から¥70,000の値段が付いていますので手に入れやすいレンズだと思います。
50-500mmってすごいね
超望遠の中に標準域が入った感じだね
50mmの時
眺望連レンズにしてはとても短いため収納しやすいです
500mmの時
レンズが伸びるためとても長くなります
焦点距離が500mmですので仕方ありません
このレンズの良いところ
わたしが思ういいところはこの2つです。
○ 望遠端が500mm
最大の利点はレンズの焦点距離です。
○ 望遠端が500mm
望遠端が500mmあるレンズはあまり多くありません。
とても高価な500mmの単焦点というレンズもありますが所有するには非現実的です。
純正レンズは400mmまでのズームレンズでそれなりに高価です。
そんな時に500mmのときにF6.3で撮影できるレンズはとても重宝します。
○ 広角端が50mm
50mmといえば標準レンズです。F4.5からの設定ですがとても使いやすいです。
望遠で撮影していた時に50mmにして全体像の撮影や近よってきた被写体を同じレンズで撮影できます。
ただの50mmではなく500mmと併用できる50mmですのですごい利点だといえます。
500mm、50mmが1本のレンズで使用できることは大きな利点です。
他にも手ぶれ補正が強力なことや超音波モーターのオートフォーカスなどすばらしいところは多々あります。
焦点距離以外の機能も気になるね
手ぶれ補正がとても強力だよ
ズームした時のレンズ鏡筒に最大撮影倍率が記載されています
200mmで最大撮影倍率ですがとてもわかりやすいです
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このレンズの欠点
すべてが良かったら夢のようなレンズになりますが欠点はあります。
○ 開放ではすこし甘い写り
とっても重いレンズです。
50mmが使えるといってもこのレンズ1本を常に持ち歩くのは大変ですね。
1,970gは重いです。
10倍ズームはとても便利ですが開放F値ではすこし写りに不安があります。
500mm望遠端ではF8くらいまで絞ると良い写りになります。
F8はすこし暗いと感じますが500mmでしたら仕方ないと思います。
500mmのF4のレンズなんてとても高価なレンズです。
どんなときに使うかな?
このレンズは手ぶれ補正がとても強力でAFも速いです。
例えば運動会では遠くを狙えますし、離れていても撮影することができます。
近づいてきたときには50mm側にすることですべての撮影ができるようになります。
もうひとつの例はディズニーランドのパレードです。
撮影したいキャラクターやダンサーが遠くにいるときは望遠域で撮影し近よってきたときには広角側を使用して撮影することができます。
被写体の大きさも自由に選択することができますので、遠くにいるときにも広角側を使うことで大きいものも写真に全体像を写すことができます。
例にあげてみましたが、どんな状況でもズーム幅が
アップからひいた撮影までどんな状況にも対応できます。
50mmで全体撮影 500mmでアップだね
遠い時にも500mmあると早く撮影できるね
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM と CANON EOS 1D MarkⅣ で撮影
ISO400 F8 1/800秒 焦点距離 138mm (フルサイズ換算 179.4mm)
ミニーマウス D2での撮影
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM と CANON EOS 1D MarkⅣ で撮影
ISO400 F8 1/250秒 焦点距離 450mm (フルサイズ換算 585mm)
シンデレラ フロートに屋根があるためシャッター速度を遅くします
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM と CANON EOS 1D X で撮影
ISO800 F6.3 1/800秒 焦点距離 500mm
メリーポピンズ 目線いただいています
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持ち歩き用バッグ
このくらいのレンズになるとバッグも大型のものが必要です。
レンズが重いためバッグはリュックタイプをおすすめしたいです。収納できる大きさのバッグを選びます。
もうひとつおすすめがあります。
通常のバッグの他にレンズだけが入るバッグを用意する方法です。
ひとつ多くなってしまいますがこちらも良い方法です。
重いレンズは持ち歩きも大変ですね。
どんなバッグに収納しようかな
体に密着できるほうが軽く感じるよ
まとめ
このレンズをご紹介したいと思ったのは使える状況の多様さからです。
50mmから500mmまで使用することができ
同じ被写体でも多彩な表現をすることができるのです。
注意しなければならないことにはF値が暗めですので望遠端で撮影する時にはISO感度を上げてシャッター速度を確保する必要があります。
最近では150mm-600mmというさらに超望遠なレンズも出てきました。
600mmまであるズームレンズはもちろんすごいですが、
150mmが広角端のため少し使いづらい焦点域です。
わたしはやはり撮り逃しがないように焦点域を確保している
APO50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMが使いやすいと思います。
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