みなさんこんばんは。
CANON のプロ機EOS 1D Xをご紹介したいだらだらくまです。
4年に一度のオリンピックが東京に決まりましたね。
そのオリンピックで大きなレンズが並ぶ光景をテレビなどでみたことがあると思います。
そのときに並んでいるカメラの約半分がEOS 1Dの名前がついた瞬間をおさめるための高性能機種です。
画素数はそれほど多くなく1,800万画素です。
報道やスポーツなどで使用されるため連写が必要で画素数が多いと連写した枚数に対して処理が間に合わないことがひとつの理由です。
他には高性能レンズを使用して多くない画素数でも必要な写真を撮ることを求めているのかもしれません。考えすぎかもしれませんね。
CANON EOS 1D X
四角いボディーのカメラです
一般のカメラとは違い前面にFnボタンがあります
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EOS 1DXの機能
シャッターボタンがあることやISO感度の調整など基本的機能は一般のカメラと変わりません。
メニューからさまざまな撮影に対応できるようにカスタマイズや通常では使用できない機能があることもEOS 1D Xの専用機能です。
他にはどんなことが一般のカメラと違うのでしょう。
○シャッター回数のテストが40万回クリア
○オートフォーカスの機能がすごい
○ボディが水や氷点下気温にも耐える性能
○縦位置撮影対応の大型ボディ
○大型バッテリー
○レンズ動作電圧が高い
○カスタマイズの割り当てボタンが多い
一般のカメラとは撮影に対する能力が大幅に違います。
ボディが堅牢で過酷な環境にも耐えるカメラです。
特にシャッター回数のテストが40万回を超えているのはすごいですね。
しかし、報道やスポーツ撮影のプロの方は1年かからずに40万回シャッターを切ってしまいます。
そのため2台以上持ちバックアップ体制をとるとのことでした。
一般のカメラでも縦位置撮影のためのグリップが用意されていますが、プロ機はさいしょから一体型です。そこに大きなバッテリーが入ることになり撮影枚数が多いときも対応できるんですね。
重いのは大変だよ
プロの方はさらに重いレンズも使うよ
わたしのEOS 1DXの使用
わたしは連写はまったくしません。
一度もしたことがないんです。
これはどこかで連写に対する考え方を書いてみたいのですが、現在は連写を必要としていません。
わたしがEOS 1D Xを選んだ理由はオートフォーカスの性能とシャッターの耐久回数が多く長く使っていこうと思えるカメラだったからです。
CANONのEOS 1D系のカメラはとても性能がよく新しい世代の下位機種でも超えることができないのです。私感ですが、わたしの経験上はそうでした。
そのため、シャッター耐久回数15万回のカメラを3回買いなおすよりもEOS 1DXのほうが安心して使える利点があるためです。
といってもあまりにも高いカメラです。
たくさん活用してあげることがいいですね。
いい写真が撮れるね
一枚一枚を大切にしなきゃね
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わたしのEOS 1DXカスタマイズ
なんでもできてしまいそうなカスタマイズですが、多くのカスタマイズはしていません。
ずっと使い続けていてとても重要なEOS 1DXでしかできないカスタマイズをちょっとご紹介したいと思います。
○前面のFnボタンカスタマイズでAF切り替え
○SETボタンをISO感度設定にカスタマイズ
これは他のカメラでも可能です。
EOS 1D Xは縦位置撮影ができるようにさいしょからカメラにグリップがついています。
横位置ではISO感度設定のボタンが上にありますが、縦位置のときにはありません。
持ち替えて設定ではロスが大きいためSETボタンを押しながらメインダイヤル操作でISO感度を変えられるように設定しています。
SETボタンを押しながらメインダイヤル操作でISO感度変更
少し距離があり指を伸ばすのが大変です
横位置、縦位置どちらでも使用しやすいです
○前面のFnボタンカスタマイズでAF切り替え
これはEOS 1DXでしかできない機能です。
カメラのレンズを装着する根本に絞り込みボタンと操作の割り当てが可能なFnボタンがあります。これがあるのはEOS 1D Xだけです。
この絞り込みボタンをONE SHOT -> AI SERVOに設定Fnボタンを設定した->AFで登録したAFに切り替えにして設定を全点にします。
これにより、全点AF開始測距点任意選択でAI SERVOでAFを使用できるようになります。
わたしは通常はONE SHOTで撮影していますが、動きを追いたいときはファインダーから目を話さずに押している間だけモードを切り替えられるようにしています。
とても優秀でカメラに使われている感じがする機能のひとつです。
操作は大変だよね
手がもう少し大きければと思うこともあるよ
項目を別にしたかったEOS 1D系の特権
EOS 1D XだけでなくEOS 1D系のカメラはレンズの動作電圧が一般のカメラよりも高いのです。
これはどんな意味があるかというと大型の白い色をしたレンズのオートフォーカスの速度が速くなるのです。
EF300mm F2.8 L IS USMや EF500mm F4 L IS USMがそれにあたりますが、大きなレンズでフォーカスのために移動させるレンズも大きいためモーターも力を必要とします。
これらのレンズのAF速度を本来の性能で出せるのはEOS 1D系のカメラだけなのです。
これでEOS 1D系と白い大きなレンズがセットで使用されている理由がよくわかりますね。
そんなに違うの?
うん、AFの俊敏さがまったく違うよ
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EOS 1DXに対する不満
操作や機能に対する不満はまったくありません。
撮影できる被写体も多く最高のカメラです。
でも、苦労して撮影するという努力感があまりありません。
もちろん操作をすることや設定をすることで確実に写真を撮れるようにするのはわたしなのですが、カメラの性能が高くてカメラに頼りきりになってしまいます。
こんなこともあって常に持ち出すことはありません。
失敗しても苦労して撮影しているほうがたのしい写真が撮影できますね。ただし絶対に失敗できない撮影の場合はEOS 1D系を必ず持ち出します。
他のカメラよりもAF-ONボタンが大きいです
位置もとても操作しやすいです
EOS 1DXのまとめ
このカメラは機能が良すぎます。
もし重さと金額を許容できるなら初心者さんにおすすめしてもいいのではと思えるほどいい写真を撮影できてしまいます。
報道や決定的瞬間のプロ機としては最高ですね。
しかし、わたしはほんとうの高性能機として機能は非常に簡素にしてカメラの中の処理や画作りに特化した一般の人たちでは撮影にも苦労するような純粋なプロ機というものを作ってほしいと思っています。
センサーも感度の変更ではなく変更したときにその感度が基準感度になるような電子技術があったらどんな時もすばらしい画質の写真が撮れそうな気がします。
いい写真たくさん撮らないとね
うん、そうだね
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